中国文化・観光部は1日、メーデー連休の国内旅行者数は1億4700万人で前年同期比9.3%増、観光収入は871億6000万元で10.2%増だったと発表した。
中国文化・観光部によると、メーデー連休の全国の旅行消費は旺盛で、観光市場は引き続き成長した。郊外観光、アグリツーリズム、生態観光を選ぶ人が多く、マイカー旅行も人気があり、観光市場の差別化、特色化、品質化、多様化の動きが目立った。
連休と土日を合わせ、有給休暇を使って4~8日の長期休暇にして遠出する人も多い。旅行会社の統計によると、海外の人気旅行先はサムイ島、バリ島、サバ島、セブ島などの東南アジア。国内旅行では北京、大連、上海、三亜、杭州、西安、重慶などが人気となった。河北省が実施した外国人旅行者向けの税金還付、海南省の59カ国の旅行者を対象とした査証免除政策はインバウンドツーリズム市場の発展を牽引した。
また、関連機関は連休観光市場の総合管理メカニズムを革新し、特定市場の整備を実施し、質の高い観光運営・消費環境を形成した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年5月2日