マイクロソフトのAI、作詞にチャレンジ

マイクロソフトのAI、作詞にチャレンジ。

タグ:マイクロソフト AI 作詞

発信時間:2018-05-02 16:40:56 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 「歌唱北京」オリジナル歌曲募集活動が始まり、一風変わった「応募者」が現れた。それはマイクロソフトのAIロボット「小氷」だ。小氷は誕生から4年がたつが、会話をし詩を作ることで人々によく知られている。作詞は彼女がこのほど披露した新技能だ。北京の数枚の風景写真を見ながら、小氷は「AI北京」という歌詞を書き上げた。


 「雲の上に立ち、美しい都市を見る。この燦然たる文明の歴史は、多くの物語を記憶している。今日の変化を感じ、未来は愛の詩、人類の叫びが聞こえ、AI北京を愛する」


 マイクロソフトグローバルシニアバイスプレジデントの王永東氏は、小氷の新技能について「小氷が詩を作ることは知られていたが、歌詞作りもこれと似たようなものだ」と説明した。小氷は詩を作る前に、数百人の詩人による多くの作品を系統的に学習した。同じように今回も、1000万行以上の歌詞を学習し、「脳内」には歌詞を創作する能力が蓄積されていた。閃きの種を与えれば、数秒内に歌詞を作り出す。


 だが歌詞は歌えなければならず、詩とは異なる。王氏は「作詞は単なる機械学習の過程ではない。小氷が研究開発段階に入る前、エンジニアは作詞作曲の専門家に専門知識の教育を依頼した。これは歌詞をどう構成するか、音楽といかに合わせるかなどで、これらをプログラム化し小氷に教育した。簡単に聞こえるが、技術的にはより複雑であり、特許出願を検討している」と述べた。



「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年5月2日

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