5月8日、事務所で自分の10年前の写真を見せる鄭海洋さん
2008年5月12日、北川中学校に通う17歳だった鄭海洋さんは四川大地震で足に天井が落ち、22時間生き埋めになり、救助されたが両足を失った。10年間の学習と奮闘を経て、彼は2017年に仲間と共同で成都市に障害者リハビリプラットフォーム「仮先生」を設立し、CEOを務め、患者、リハビリ施設、機械メーカーの3者をつなぎ、障害者がより透明で効率的に情報と資源を得られるよう支援している。四川大地震10周年を機に、鄭海洋さんは北川に戻り、長いあいだ連絡を取っていなかった昔の友人や助けてくれた人と会った。大地震について、彼は「とっくに気持ちを取り戻し、自分のやりたいことに向けて全力投球している。命は永遠ではない。生きている限り、一瞬一瞬を無駄にせず、未来に向かって生きていかなければいけない」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年5月10日