2008年5月12日、突如発生した地震は中国で唯一のチャン族自治県である北川の県都を破壊し尽した。死亡者は2万人以上にのぼり、十数万人が帰る家を失った。この地震によって破壊された県都は、人々の心に永遠の傷を残した。
今や北川旧県都はそのまま地震遺跡として保存されている。旧県都から23キロ離れた場所で再建された新県都は、永遠の繁栄・繁盛への願いを込め「永昌鎮」と名付けられた。この新県都は10年間で急成長した。チャン族の特色あふれ、現代的な雰囲気もある。
北川の人々は地震の影を払拭し、自身の新しい家の建設に着手し、新生活を送っている。