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japanese.china.org.cn |15. 05. 2018

パキスタン・イスラエル国境で大規模衝突 米大使館の移転に抗議

タグ: 衝突事件


 エルサレムにある在イスラエル米国新大使館で5月14日、開館式が行われた。同日、ガザ地区で大規模な抗議と衝突事件が発生し、7人が死傷した。


 報道によると、パキスタン人が新大使館の開館に抗議し、ガザ地区の国境地帯の5カ所で武力衝突が発生。ガザ衛生部門の最新データによると、パキスタン人12人が衝突で死亡したほか、数百人が負傷した。


 2017年12月、トランプ米大統領はエルサレムの「首都」としての地位を認めると宣言し、在イスラエル米国大使館はテルアビブからエルサレムに移転することになった。新大使館の開館日は5月14日、イスラエル独立70周年記念日に決まった。


 米国がエルサレムの「首都」としての地位を認めたことに、パキスタンは強く抗議し、国際社会に開館式への参加をボイコットするよう呼びかけた。また、米国への対抗として、パキスタンのトップ層は1967年にイスラエルに解放された東エルサレム政府を再び使用することを決めた。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年5月15日