現在、敷地面積1000ムー、1戸あたり50平方メートル前後の「長江青年城」の建設が武漢市黄陂区で進んでいる。同プロジェクトは公共食堂、図書館、現代的な公共施設を完備し、年内に完成する予定。武漢市人材誘致局「双創」協調推進部の石柏林部長は、「マッチ箱のような寝るだけの場所ではなく、優れた現代的な大学生生活コミュニティを作ることが目的」と話す。
各地の戸籍登録新政策は登録者を急増させたが、それだけでなく、経済・社会の良好な発展、産業のモデル転換促進、社会管理と公共サービスの完備にも重要な意味を持っている。
専門家は、二線都市が繰り広げる戸籍政策による人口・人材争奪戦は、人口ボーナスと人材獲得に対する思いを表していると話す。長沙市委員会党学校経済教育研究部の李躍教授は、「バイオ医薬、ハイテクサービス業、新エネルギー・省エネ技術、資源・環境技術などの分野が急成長し、長沙市の産業の多元的な発展が目立ち、人材が必要になっている」と述べた。
西北大学公共管理学院の翟紹果准教授は、国家中心都市戦略地位の確立後、西安の発展は空前のチャンスを迎えると見ている。戸籍新政策は経済・社会の良好な発展、産業モデルチェンジの促進、社会管理と公共サービスの改善に重要な意味があり、現地の「人材優先」政策の方針を表し、雇用環境と都市化建設の改善につながる。
武漢市委員会組織部副部長・市人材誘致局常務副局長の孫志軍氏は、「大学生100万人をとどまらせる政策は人材戦略であり人口戦略でもある。武漢市は第二次人口ボーナスと第一次人材ボーナスを勝ち取らなければいけない」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年5月19日