「マンハッタンヘンジ」は米国の天体物理学者のネイル・ディグラス・タイソン氏が命名し、毎年5月28日と7月12日(または13日)に出現する。マンハッタンの通りは碁盤の目のようになっているため、日没時に日光が東西方向の道を照らし、美しい光景となる。
5月29日は雲に覆われ、この光景は見られなかったが、30日夜8時12分頃にマンハッタンの街が余光に照らされた。天気に影響により厚い雲が日光を遮り、雲の合間から数秒しか光が差さなかったが、この瞬間を捉えるために多くの人が最高の撮影ポジションで待機した。そのため、街全体が大渋滞し、警察官が事故防止のために交通整理にあたる事態となった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年6月4日