「神舟」の打ち上げ、「蛟龍」の潜水に続き、中国人科学者が地球深部の探索において再び歴史的飛躍を遂げた。
6月2日、吉林大学が中心になって開発した1万メートル級掘削機「地殻1号」が初公開された。同機は深さ7018メートルで掘削作業を実施し、アジアの大陸科学ボーリングの新記録を打ち立てた。これは、中国がロシアとドイツに次いで世界で3番目に1万メートル級大陸掘削用設備と関連技術を備える国になったことを意味する。
深さ7018メートルの松科二井は中国が実施する松遼盆地白亜系国際大陸科学掘削、国際陸上科学掘削計画(ICDP)の実施22年来で最も深い掘削で、世界初の白亜紀陸成層の科学掘削プロジェクトでもある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年6月4日