新青島人の「気まま」な生活

レストランでの友人と会食中にビニール袋からビールを注ぐ韓漢さん。これは青島人の習慣である（6月1日）

 

   38歳の韓漢さんは青島市で生まれ育ち、コピー用紙の販売、携帯電話ゲーム会社の起業を経て現在はダイビングクラブを経営している。十数年前、あることがきっかけで韓漢さんは登山に夢中になり、これまでに国内外の7高山を制覇した。北京オリンピックのセーリング競技を見てから、海辺で育った韓漢さんはセーリングが好きになり、セーリングの国際大会にも何度か出場した。

 

   上海協力機構青島サミットの開催を前に、韓漢さんも慌ただしくなっている。彼はサミット開催を機に加盟国の同じ趣味の人と「海上シルクロード」セーリング遠征を行いたいと考え、積極的に企画している。

 

   青島市は山と海が多く、特殊な地理環境は青島人を強靭で包容的な性格にした。ここにはビールと海鮮もあり、青島人はおもてなし精神が強く、対外交流が深まるにつれて、新青島人は広い視野を持つようになった。韓漢さんは「青島は本当に気まま」だと話す。彼が言う「気まま」は心地よく楽しいという意味を持つ。

「中国網日本語版（チャイナネット）」　2018年6月9日