社会>
japanese.china.org.cn |19. 06. 2018

チベット初の高標高生態移転プロジェクトが実施

タグ: チベット 生態 移転 プロジェクト

    6月17日、車に乗ってラサの新居に引っ越す尼瑪県栄瑪郷の住民。18日15時30分頃、2日間の移動を経て11台のバスと31台のトラックがチベット自治区ラサ市堆龍徳慶区古栄郷嘎沖村に到着した。これはチベット最初の高標高生態移転プロジェクトが正式に実施されたことを意味する。チベット自治区那曲市尼瑪県栄瑪郷の加玲加東村と蔵曲村はラサ市からそれぞれ1197キロと1247キロ離れており、平均標高は5000メートルに達する。2つの村の住民は262世帯、1102人。栄瑪郷は高地で寒く酸素が薄く、災害が頻発し、公共サービスの発展条件を備えていないため生活に適しておらず、平均寿命は全区の平均を大幅に下回っている。また、羌塘国家級自然保護区中心区に位置し、国家禁止開発区にも指定されている。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年6月19日

1   2   3   4   5   >