6月に入り、和田地区のバラの開花期は終わりを迎え、新疆ウイグル自治区和田市伊力其郷依蓋爾其村の花農家の如則託合提・如孜さんは数日おきに10キログラム以上のバラの花びらを収穫している。ほかの住民と同様、如則託合提・如孜さんもバラの花を使って脾臓と肺の機能を向上させる薔薇ジャムを作り始めた。彼らはこのジャムで多くの収入を得る。
7〜8年前、如則託合提・如孜さんは玉採掘で生計を立てていたが、それほど裕福ではなかった。生態改善政策の実施に伴い、彼も同業者と同じように転業した。
今では、如則託合提・如孜さんは村で有名な花農家になり、彼が育てたバラはよく売れている。彼は「玉採掘は一度に儲かるが、安定せず、すべて運任せ。バラは和田玉ほどの価値はないが、収入が安定している」と話す。2017年、如則託合提・如孜さんの4ムーのバラ畑の収入は4万元を超えた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年6月23日