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japanese.china.org.cn |29. 06. 2018

ロボットサッカーW杯、中国代表が栄冠を手にする

タグ: ロボットサッカーW杯 

ロシアW杯2018では激戦が展開されているが、


中国の多くのファンは中国がW杯から


どれほど離れているのだろうかとため息を漏らしている。


男子代表以外は、とても近いようだ……


このほど開催されているその他のサッカーW杯で、


中国代表は欠席しておらず、しかも吉報が伝わっている。

这项足球世界杯上,中国队勇夺冠军!被小小的他们迷倒了……-新华网


6月18日のブラインドサッカー世界選手権で、中国チームが3位に入賞した。


さらに6月21日のロボットサッカーW杯では、中国代表が栄冠を手にした。


这项足球世界杯上,中国队勇夺冠军!被小小的他们迷倒了……-新华网


今年のロボットサッカーW杯の軽量級決勝戦で、


浙江大学は再びライバルのカーネギーメロン大学と激突し、


激戦の末4対0で勝利を収め優勝した。


ここからはロボットの卓越した球技を実感しよう。

这项足球世界杯上,中国队勇夺冠军!被小小的他们迷倒了……-新华网



ゴールポスト前で仲間からパスを受け、


足元にボールをしっかりコントロールし、


後ろ向きや横向きでドリブルする技術を使い、


隙間を見つけて身を転じシュートを放った。


流れるような動作で、一気に叩き込んだ。


これほど安定したコントロール力は、


今回初めて競技場で披露された。


従来のロボットはボールを押し前進するぐらいだった。


この勝利を収めるシュートは、一朝一夕で身につけられるわけではない。


浙江大学は2013、14年に優勝すると、


その後3年連続で敗退していた。


2015年は3位に留まり、


自身の技術の不足を分析するようになった。

这项足球世界杯上,中国队勇夺冠军!被小小的他们迷倒了……-新华网


熊蓉「監督」がチームを率い、


小型サッカーロボの構造を作り直しアルゴリズムをデザインし、


ロボットが複雑なルールと変化に対応できるようにした。


コントロールの安定性を高めるため、


3Dプラインターや赤外線センサーなどの技術を用い、


ボールを捉えるハードを設計した。


これらの優れた技術を持つ「選手」たちは、


どのような姿をしているのだろうか?


彼らに近づき、その勇姿を見てみようではないか。

这项足球世界杯上,中国队勇夺冠军!被小小的他们迷倒了……-新华网


ルックスは可愛らしい?


外観:円柱状


直径:18センチ


高さ:15センチ


底部には4つの全方向車輪があり、


各方向に柔軟に移動し、


高速運動中にボールをコントロールしシュートを打てる。


ピッチでは、


仲間と協力しボールをカット・パスし、


さらにはフェイントを掛けることもできる。

这项足球世界杯上,中国队勇夺冠军!被小小的他们迷倒了……-新华网

 


ロボットのチームワークを検証し、技術の発展をけん引するため、


ロボットW杯は毎年ルールを調整している。


今年の試合では、ロボットが6台から8台に増え、


本物のサッカーの人数に近づいた。


コーナーキックの距離、シュートのスピード、スライディングなどの規制もある。


今年のロシアW杯では、


ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が導入され、SFチックだ。


今年のロボットW杯でも、


自動レフェリー技術が導入され、プログラムを直接判定した。


すごすぎて言葉も出ない。


これらのルールに従い、


ロボットはスピードを上げ、


正確に敵を回避しなければならない。


衝突すればイエローカードをもらうからだ。


ここまで見れば、


人とロボットのサッカーに期待するのではないだろうか?


焦ってはいけない。


ロボットW杯の次の壮大な目標は、


2050年までにロボットのチームを作り、人の優勝チームに勝つことなのだから。



「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年6月29日