ロシア留学帰国者が見た改革開放、「この時代に生まれ幸運」

ロシア留学帰国者が見た改革開放、「この時代に生まれ幸運」。

タグ:ロシア留学帰国者 改革開放

発信時間:2018-07-11 10:31:24 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 改革開放以降、歴代の中国共産党全国代表大会は青年に心から期待を寄せている。第19回党大会報告には、青年の活動に関する専門的な論述があり、「青年が栄えれば国は栄え、青年が強ければ国は強い。若い世代が理想・能力・責任を持てば国は前途を手にし、民族は希望を手にする」と強調している。

 

 自分にとっての改革開放について、ロシアで留学経験を持つ丁海林さんは中国網のインタビューに応じた際に「中国社会の発展は日進月歩だ。ビッグデータ、IoT、インターネット、新エネなどの新概念産業チェーンが高度推進されている。今やこれらの新技術の発展は日増しに成熟化しており、留学帰国者に多くの職業機会と人生の選択を与えている。この活力あふれる時代、この偉大なる時代で、自分の居場所を見つけたい」と話した。

 

 丁さんは山東省煙台市出身で、今年30歳だ。2010年に中露交流・協力の緊密化、国による留学奨励策の積極的な影響を受け、ロシアのサンクトペテルブルク工科大学で学習・交流する機会を手にした。金融とリスクマネジメントを学び、「留学の夢」を叶えた。丁さんは留学中に学業に集中するほか、多様な人生を模索した。出前や料理人の手伝いのバイトをし、学校で中国人サッカーチームを作り、アイスホッケーをプレイし、さらには狩猟と長距離旅行を体験した。ロシアで留学・勤務した数年を振り返り、丁さんは「国の留学奨励策による便利な場を利用できて幸いだ。留学経験は国際的な物の考え方の形成を促した。私はより包容な思想、独立した精神、強い意志を持てるようになった。専門的な知識を増やし、さらに多様なライフスタイルを体験できた。これは今後の仕事の貴重な方向を示した」と述べた。

 

 丁さんは卒業後、モスクワのコンサルティング会社で戦略コンサルタントになった。それから間もなく、中国の生活環境や雇用機会のメリットと魅力を感じ、帰国し発展することを選択した。丁さんは現在、上海の某グループ企業で経営戦略分析を行っている。丁さんはわずか数年で、国内経済分野で生じている天地を覆すような変化を実感した。「わが社には健康や新エネなどへの投資プロジェクトがある。出国する前、これらの名詞はまだ大雑把な概念に過ぎなかった。ところがこの概念は近年、現実化している。開けた市場によりビッグデータ、IoT、インターネット、新エネなどの新興分野が急成長した。国内社会はチャンスに満ちており、私たち帰国者の職業発展に多くのチャンスを選択肢をもたらしている」丁さんは記者に、生活面の変化について話した。例えば彼が出国する前、微信(WeChat)や支付宝(Alipay)などのインターネットの便利なサービスはまだ普及していなかった。彼は帰国後、これらが人々の生活に欠かせないものになっていることに気づいた。丁さんは「これらはみな、わが国の日進月歩の変化を反映している」と感嘆した。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年7月11日  


1  2  >  


TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで