社会>
japanese.china.org.cn |11. 07. 2018

陝西省の虫坪塬遺跡 秦晋勢力範囲の研究の手がかりに

タグ: 遺跡 研究 手がかり



 現代は結婚の意味で使われる「秦晋之好」という熟語は、春秋時期の秦国と晋国の政治同盟から生まれた。秦国と晋国の勢力範囲は2500年以上前はどうだったのか。考古作業員が陝西省宜川県で発掘した春秋時期の遺跡は、この研究に新たな手がかりを提供した。虫坪塬遺跡は陝西省宜川県丹州鎮虫坪塬村に位置し、陝西省考古研究院と宜川県博物館が調査・発掘した。調査で、住居と墓地からなるこの遺跡は南北の長さは約700メートル、東西の幅は最大250メートル、面積は約10万平方メートルとわかった。宜川は黄河の西に位置し、東は晋文化の中心部に面し、西は秦と隣接する。虫坪塬遺跡の発見と発掘は春秋時期の晋国の勢力範囲、秦国と晋国の政治勢力の消長、北方民族の南部活動区域の境界の研究において新たな手がかりとなる。



「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年7月11日



1   2   3   4   5   6   >