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japanese.china.org.cn |12. 07. 2018

ドバイが世界最大の垂直農場を建設へ 1日2700キロの野菜生産

タグ: ドバイ 最大 農場

 ドバイが世界最大の垂直農場の建設を進めている。完成後の敷地面積は18.11ムーだが、生産量は5463.2ムーの畑と同じ量に相当する。全面生産した場合、同施設は1日に2700キログラムの高品質、無除草剤・無能略の葉物野菜を生産できる。また、水の使用量も屋外栽培より99%少ない。この垂直農場はエミレーツ・フライト・ケータリング(EKFC)と本社を米国に置く垂直農場運営会社クロップ・ワンホールディングスが4000万ドルを共同出資して建設し、今年11月に着工。米ニュージャージー州のエアロファームスの世界記録を更新する見通し。

 

 現在、アラブ首長国連邦(UAE)の食品の85%が輸入に頼っている。UAEの乾燥した自然環境は耕作に適していないが、このエコ施設はより少ない水で砂漠国家の自給自足を実現する。この垂直農場は栽培に1年かかり、最初の農産物は2019年12月にエミレーツ航空機内食部門の顧客に供給される見通し。うち、航空会社は105社、空港休憩室は25カ所。


 垂直農場は科学技術を用いて温度、湿度、光、水、植物栄養の全てを抑制し、特別なLED照明で日光を再現する。野菜は栄養液を使ってハウス栽培し、害虫が存在しないため殺虫剤を使用する必要がなく、植物は最高の状態で生長できる。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年7月12日


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