社会>
japanese.china.org.cn |13. 07. 2018

「還暦」の炭鉱が生まれ変わる

タグ: 炭鉱 変わる

山西晋煤集団古書院鉱の一角(7月10日、ドローンで撮影)


   1958年に建設された古書院鉱は山西晋城無煙煤鉱業集団有限責任公司の鉱坑第1号で、市街地にある数少ない炭鉱だったが、老朽化が進み、2017年11月に閉鎖された。炭鉱が稼働を停止したら、作業員はどこに行くのか。資源が枯渇する前、古書院鉱は市街地にあるという立地面の優位性を生かしてスーパー、カルチャーアート会社、不動産管理会社などを設立し、アート教育、フィットネス、後方支援、結婚披露宴などの業務を開始した。また、自身の技術や管理などの強みを生かして鉱山工事、鉱山設備の設置、炭鉱採掘などの業務を行う会社を設立。外部分流、内部配置、業務の自主選択、内部退職支援など様々な方法を通し、古書院鉱は17年末までに4953人の従業員を適切に配属した。遊休土地を活かすため、山西晋煤集団古書院鉱は2018年3月、北京と晋城の会社と共同で「炭鉱+文化+観光」を特徴としたカルチャー観光プロジェクトを開始。現在、作業員が鉱区の設備を撤去し、まもなく着工する予定。「還暦」を迎えたこの炭鉱は生まれ変わろうとしている。



「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年7月13日


1   2   3   4   5   6   7   >