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japanese.china.org.cn |16. 07. 2018

山西省坪里村 アルパカが貧困脱却に一役買う

タグ: 貧困脱却

 


山西農業大学の董常生教授が行うアルパカの子供の健康診断に協力する、山西省陽曲県楊興郷坪里村の村民の劉学栄さん(右)


 山西省陽曲県楊興郷坪里村の村民の劉学栄さんは、オーストラリアからはるばるやって来たアルパカのおかげで貧困を脱却できるとは夢にも思わなかった。劉学栄さんの家庭は十数ムーの畑でトウモロコシやジャガイモなどの農作物を生産し、年収は5000~6000元ほど、村の貧困家庭に指定されていた。


 2014年、ある企業が山西農業大学と提携し、坪里村に1000頭規模のアルパカ養殖基地を建設した。アルパカ養殖基地の収益源は繁殖・飼育と毛製品の加工で、アルパカには高い鑑賞価値があることから、観光事業の発展も進めている。アルパカのケアをし、劉学栄さんは年間約3000元の給料を受け取り、貧困から脱却することができた。


 現在、地元の30世帯以上の貧困家庭が労働を通して貧困を脱却し、世帯平均月収は2000元に達した。今後数年、同基地は「企業+農業」という形式で養殖規模を拡張し、より多くの農家の貧困脱却・増収を後押しする。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年7月16日


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