2016年夏、世界最大の飛行機「エアランダー10」が初飛行した。当時、ヘリウムガスで浮上するこのハイブリッド機は時速20マイルで約20分飛行。イギリスで開催されたファーンボロー国際航空ショーでこのほど、同機の驚くべき客室が公開された。
「エアランダー10」は長さ302フィート、積載重量2万2050ポンドで、着陸困難な場所への貨物輸送、通信、工業など複数の分野に使用できる。イギリスの設計コンサルタントDesign Qは内装プランを作成した。客室は通路1本の飛行機より151フィート広く、浴室と寝室につながる通路のほか、バーや広い休憩室もある。
最も魅力的なのは、ガラス張りの床と巨大な窓で、乗客は最高1万6000メートルの高度で外の風景を楽しむことができる。「エアランダー10」の利用料金に関する情報はまだないが、高級品と同じ価格になると見られる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年7月27日