ペプシのインド系CEO退任 世界500強の女性指導者が減少

ペプシのインド系CEO退任 世界500強の女性指導者が減少。

タグ:女性指導者 世界500強の女性CEO

発信時間:2018-08-08 14:27:03 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 世界500強から女性指導者がまた1人減った。ペプシのインド系女性CEOのインドラ・ヌーイ氏が10月に退任し、2018年初めに同社の会長から退く。ヌーイ氏はペプシで24年間勤務し、国際市場シェアの拡大のほか、健康食品の普及にも貢献した。


    ヌーイ氏の退任により、世界500強の女性CEOの比率は再び低下することになる。


 62歳のヌーイ氏はインドの中産家庭の出身で、良好な教育を受けた。1978年に米国に留学し、イェール大学で管理を学んだ。卒業後はモトローラなどで働き、1994年にペプシに入社。2006年にペプシのCEOに就任し、2017年の年収は3100万ドルに達した。任期中、ペプシの売上高は80%増加。ある研究によると、大手企業のCEO任期は通常5年だが、ヌーイ氏は12年間務めた。


 彼女は同社の国際市場拡大と健康飲料・食品の生産を推し進めた。改革において反対や疑問視する声も多かったが、ヌーイ氏は自身の決意を貫いた。現在、同社の営業収入の半分が健康飲料・食品によるものである。2006年のこの比率はわずか38%だった。


 米CNNは、ヌーイ氏の退任後、世界500強企業の女性指導者はわずか24人、比率は5%になると報道。1年前は32人だった。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年8月8日

 

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