8月8日、辺雄郷のニンジン栽培基地の貯水池でニンジンを洗う村民
「ニンジンの町」と称されるチベット自治区日喀則市桑珠孜区辺雄郷の700ムーの畑でこのほど、ニンジンが収穫時期を迎えた。辺雄郷が栽培するニンジンはもともと1品種しかなかったが、桑珠孜区委員会、区政府、青島市第8陣チベット支援干部チームの共同の努力のもと、青島市農業委員会、青島市農業科学院の専門家の支援を通し、辺雄郷は新品種と新設備を導入し、栽培方法を改良し、ニンジンの1ムーあたり生産量を大幅に向上させることに成功した。青島市チベット支援資金を利用し、辺雄郷白瑪梅朵合作社を設立し、貧困者をニンジン栽培業に従事させ、貧困脱却を図った。2017年、普夏と普奴の2つの村は300ムーの新品種栽培実験を成功させ、1ムーあたりの生産量2500キログラム、収入約4000元を実現。今年、郷のニンジン栽培面積は6つの村の700ムーに拡大し、貧困家庭45世帯を含む200世帯が従事し、1ムーあたり生産量は3000キログラム以上を維持している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年8月9日