8月9日、侯月鉄道の柏枝トンネルの上の崖で破砕作業を行う作業員(ドローンで撮影)
増水期に入り、中国鉄道鄭州局集団有限公司の月山工務区間の従業員は、侯(馬)月(山)鉄道の柏枝トンネルの上で落下の恐れがある岩を発見した。鉄道の安全を保障するため、月山工務区間はチームを結成し危険回避のための作業を実施した。除去する岩は山の中腹にあるため、作業員は山頂から懸垂下降して岩の「外科手術」をし、大きい岩にセメントを注入して破砕させ、小さい岩は人が叩き割るという作業を行なった。
侯月鉄道は中国の石炭輸送の重要ルートであり、暑運(夏休みの鉄道利用ラッシュ)期間は毎日97往復、ピーク時だと100往復以上運行する。鉄道は太行山脈を横切り、沿線の石灰岩の山は風化が激しい。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年8月10日