8月9日、奇台県の大草原で撮影したモウコノロバ
新疆ウイグル自治区に位置する中国で2番目に大きい砂漠の古爾班通古特沙漠の南東縁の奇台県にある草原では、並んで疾走するモウコノロバの群れを見ることができる。付近のモウコノロバ訓練・繁殖基地で水を飲んだ後、モウコノロバの群れは食べ物を求めて広大な草原に移動する。
1998年、奇台県は北部の砂漠で砂漠化防止と生態緑化を目的とした造林に着手し、50万ムー以上の緑の障壁を構築した。また、野生動植物の保護を強化し、現地住民の野生動物保護意識を高め、野生動物生息地の巡回と管理を強化。長年の努力により、野生のロバが再び生息地に戻った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年8月13日