中米共作のアドベンチャーSFアクション映画『MEG ザ・モンスター』が10日に北米で公開され、3日間の興行収入は4450万ドルに達し、北米ウィークリーランキングの1位になった。
同作は米国のワーナーブラザーズや中国の引力影視投資有限公司などが共同で制作、発行。米国人作家スティーヴ・アルトンの同名ベストセラー小説を改編したもの。ジョン・タートルトーブ監督がメガホンをとり、イギリス人アクションスターの ジェイソン・ステイサム、中国人女優の李氷氷(リー・ビンビン)らが出演。米国人深海ダイバーのジョナス・ テイラーと中国人女性科学者の張蘇茵が恐ろしいメガロドンに立ち向かい、探査船の乗組員を救出するというストーリー。
同作はSF映画やサメを題材にした映画が好きな人たちを引きつけ、北米での評価はB+となっている。分析会社コムスコアの興行成績アナリストのポール・ダーガラベディアン氏は、多くの映画ファンがサメ映画に興味を持ち、『MEG ザ・モンスター』の興行成績は業界の予想を大幅に上回り、北米トップになったと話した。
『MEG ザ・モンスター』はワーナーブラザーズが今年発行した映画の中で興行成績が最もよい映画になる。同作は国債市場でも好調で、今週末の世界の興行収入は1億4100万ドルに達し、うち中国の興行収入は5030万ドルを超えた。
2週連続で北米トップに輝いたパラマウント・ピクチャーズ発行のアクション映画『ミッション・インポッシブル6/フォールアウト』は今週末は2位にランクを落とした。週末3日間の興行収入は2000万ドル、世界映画興行収入は4億3700万ドル。
3位はディズニーのCG映画『クリストファー・ロビン』で、週末3日間の北米興行収入は1243万ドル。同作はくまのプーさんシリーズの改編作で、プーさんがリアルな世界に入り、大人になったクリストファー・ロビンが本当の自分を探すのを手伝うというストーリー。
今週末公開されたソニー ・ピクチャーズのホラー映画『スレンダーマン』は興行収入1132万ドルで4位。フォーカス・フィーチャーズとユニバーサルピクチャーが共同発行する『ブラック・クランスマン』の今週末の興行収入は1080万ドルで5位だった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年8月14日