チベット自治区日喀則市吉隆県にある216国道吉熱区間の山道(8月12日、ドローンで撮影)
216国道吉熱区間はチベット自治区の喀則市吉隆県から国境の熱索橋まで全長94キロに達し、中国とネパールの貿易を担ってきた。2015年4月25日、ネパール大地震はチベットの多くの地域にも影響を及ぼし、高山と谷を抜け落差1000メートル近くある216国道吉熱区間はひどく損壊し、陸路は途絶えた。両国の貿易を早急に回復させるため、中鉄二十局は吉隆県で道路補修を開始した。
吉隆県は国際的な通関地になり、道路などのインフラが整備され、中国とネパールをつなぐ道路は生まれ変わった。吉隆通関の貿易額は震災直後の4億5000万元から2017年には28億4500万元に増加し、年間平均輸出量は20万トン以上を維持している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年8月14日