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japanese.china.org.cn |26. 08. 2018

瀘沽湖の畔で暮らすモソ人、「変化」と「伝承」

タグ: 瀘沽湖 モソ人


(社会)(1)云南泸沽湖畔摩梭人的“改变”与“坚守”


瀘沽湖と周辺の村の風景(7月31日にドローンで撮影)。


雲南省と四川省の省境に位置する瀘沽湖の湖面は海抜2690メートルで、面積は約50平方キロメートル。水質が良好であることで知られる。湖畔で暮らすモソ人は母系社会の風俗を留めており、神秘的だ。現地の美しい自然風景と独特の民俗文化が近年、国内外の多くの観光客を集めている。これにより湖畔のモソ人の生活に多くの変化が生じたが、彼らの文化と伝統、風俗と習慣が容易に変わることはなかった。


モソ人の人口は約5万人で、主に瀘沽湖周辺で暮らしている。各級党委員会及び政府の力強い支援を受け、雲南省麗江市寧ロウイ族自治県の瀘沽湖周辺の各郷鎮が近年、インフラや産業発展などの「ボトルネック」の解消に力を入れ、特色ある観光業の発展に取り組んでいる。寧ロウ瀘沽湖空港が開港し、麗江と瀘沽湖を結ぶ高等級道路が開通した。モソ人の簡素な木の家と「杈杈房」はもはや文化財となり、快適な農村の一戸建てがその代わりに建てられている。現地の学齢期の児童の全員が入学した。新型農村合作医療保険の加入率が99%に達した。モソ人の文化がよく保護され、伝承されている。多くの人が車を購入し、民宿や飲食店を開いている。ECやSNSを使用し取引を行っている。現地経済は飛躍的な発展を実現した。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年8月26日


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