入学装備:セグウェイ、アイドルの写真
以前は大学新入生は布団と洗面器を持って入学していたが、現在は携帯電話とパソコンが必需品となった。大学新入生の入学装備は社会の発展を映し出している。
「私たちの頃は大きな荷物を2つ以上持ち、そのほかに布団もあった。現在の子供はとりあえず必要なものだけを持って行き、残りは郵送すればよい」。清華大学の入学手続き当日、江西省から来た学生の保護者は記者に話した。
荷物は減ったが、面白い「装備」もある。蘇州市の西交利物浦大学に入学した周奕平さんは変わったパソコンを持っていた。「建築科の製図は要求が高いため、カスタマイズしたデスクトップパソコンを持ってきた。2万元以上した。学業の役に立つだけでなく、普段ゲームをするときも重くない」と彼は話した。
浙江伝媒学院アナウンス科に入学した李佳琪さんはセグウェイを持ってきた。李佳琪さんは、「浙江伝媒学院のキャンパスは広いと聞き、自転車だと持ち運びが不便なため、セグウェイがいいと思った」と話した。
遼寧大学行政管理科に入学した劉媛媛さんはアイドルの写真を持ってきた。彼女は、「アイドルの写真を見るとパワーをもらえ、頑張れる」と話す。
生活費:月1500元で足りるか
「優れた環境で育った2000年代生まれは金銭感覚を備えているのか」。これは多くのネットユーザーが抱く疑問である。
陝西科技大学鎬京学院に入学した霍寧寧さんは、西安の物価は安く、日常生活を送るには月1500元で足りると思っているが、「遊びに行くなど、自分の好きなことをする場合は足りないかもしれない」と話す。
清華大学に入学した龔漢文さんは、月1000~1500元と決めた。両親が出稼ぎしているため、自分も極力出費を抑え、親に負担をかけないようにしたいという。