イギリスの『デイリー・メール』の8月30日の報道によると、ダイバーのドミトリー・ルーダスさんはこのほど、ロシア極東の国境付近の深海で出会った巨大タコの映像を公開した。
ルーダス氏に同行したダイバーはカメラを持って岩礁で休む巨大タコに近づいて行った。タコは何かが近づいてくるのを察知した様子で、目を開けてダイバーを見た。するとタコは触角を伸ばしてダイバーの手に絡みつき、体を起こして全ての触角をカメラとダイバーの首に巻きつかせた。ダイバーが撮影しようとすると、タコは抵抗せずにカメラの上に這ってきた。
しばらく撮影し、ダイバーは自分にまとわりついた触覚を払いのけてその場を離れようとしたが、タコはカメラを離そうとしなかった。映像の最後まで、タコはカメラにまとわりついている。
ルーダスさんは、「2016年夏のことだが、今でもその可愛らしいタコのことを覚えている。非常に面白い体験だった」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年9月3日