日メディア:中国の出前がハイエンド化

日メディア:中国の出前がハイエンド化。 日本の『東方今報』は10月6日、「出前はハイエンド路線を行くのか」といい見出しで、出前は人々の日常生活においてますます重要な役割を担うようになっていると論じた…

タグ:中国 出前 ハイエンド化

発信時間:2018-10-08 15:26:48 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

   日本の『東方今報』は10月6日、「出前はハイエンド路線を行くのか」といい見出しで、出前は人々の日常生活においてますます重要な役割を担うようになっていると論じた。中国で、出前は「便利、速い、安い」の代名詞ではなくなり、輸入ミネラルウォーター、オーストラリア産ロブスター、フォアグラ、アボカドなどの高級食品も「常連」の注文商品となっている。

 

 出前サイトの「餓了麽」が発表した『2018年当地生活消費アップグレード報告』によると、飲食、スーパー・コンビニ、医薬サービスなどの分野の消費レベルと消費構造に新たな変化が現れている。2018年以降、出前サイトで国内外の高額のミネラルウォーターを購入する人は増えている。例えば、ノルウェーブランドの天然ミネラルウォーターの注文数は前年比で約400%増加し、ロブスターやフォアグラなどの高級食品の注文数もザリガニなどの大衆的商品を上回る勢いで伸びている。

 

 今回の食品消費のハイエンド化を押し上げた要因の1つとして、庶民の健康意識の向上が挙げられる。統計によると、中国で汚染されていない有機食品の需要が大幅に増加し、その注文数は前年比で56%増加。


 そのほか、一線都市のハイクオリティ商品注文数は前年比17%増、三線・四線都市ではさらに大幅な伸びとなっている。有機食品を例に挙げると、河北省石家荘市は有機食品を好む都市ランキングで1位に輝いた。2位は浙江省金華市、3位は江蘇省無錫市。また、出前においても人々の消費意識の変化が現れている。2018年と17年のデータを比較すると、注文時に「箸不要」を選択する人が大幅に増加し、エコ消費意識の向上がうかがえる。



「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年10月8日


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