国慶節の連休、中国人は世界各地に旅行し、多くの人がWechatのモーメンツに海外旅行の写真を投稿した。携程旅行は、今年の国慶節連休の海外旅行者数は過去最多の700万人に達すると見込んでいる。
モバイル決済が世界で普及
今年の国慶節の連休、中国人観光客を引きつけるため、海外の各大型デパートは中国語での案内や中国人ガイドの配置などの様々なサービスを行った。
北京在住の衛さんは連休を利用して韓国に観光に行った。ソウルでも釜山でも、店員はみな中国語が少し話せ、レストランには中国語のメニューがあり、デパートの入り口にも中国人観光客向けの割引情報が貼られている。ソウル明洞にあるロッテ免税店は、国慶節期間中に最大40%キャッシュバックという優遇サービスを実施した。
衛さんは、モバイル決済の普及が進んでいることに深い印象を覚えた。「タクシーもWechatや支付宝で決済できる。どの免税店のレジにも支付宝のマークがあり、コードを読み取ると祝儀を受け取ったり無料になるなどのチャンスもある」と話す衛さんは、幸運にもある店で一度無料になったという。