瀋陽市工業博物館　紅旗2号ミサイルを間近で観察

　瀋陽市鉄西区には、説明を見なければ何もわからないが、感動を覚えると同時に瀋陽の庶民の誇りを感じられる博物館がある。

　この瀋陽工業博物館は瀋陽鉄西鋳造博物館を拡張・改築した場所で、敷地面積は8万平方メートル、建築面積は6万平方メートル。工作機械、鋳造、冶金、重装、自動車、機械・電力設備などの展示ホールに分かれており、香港、車の模型、鉄西の7つの展示館もある。

　瀋陽はかつて「共和国の子」と称され、中国の近代工業革命の発祥の地であり、中国の建設に大きく貢献した。若い人たちは展示を見て中国の工業の歴史を知ることができ、60歳以上の人たちは懐かしい展示品を目にすることができる。博物館にあるどの展示品も中国の工業発展を表しており、機械はすでに錆びているが、過去の輝きは失っていない。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2018年10月13日