幼い頃、道路を走行でき、必要時には空も飛べる空飛ぶ車をいつか運転してみたいと夢見た人は多いだろう。その夢はすでに現実になり、吉利傘下の米国のTerrafugia社は11月に世界初の空飛ぶ車「Transition」の予約を開始する。2019年に納車予定。
メーカーは価格を公表していないが、ハイブリッド式のこの空飛ぶ車は翼を折りたたむことができ、重量は約1300ポンド(約590キログラム)、最高時速160キロで640キロメートル飛行できる。最高飛行高度は1万フィート(約2048キロ)で、飛行モードと陸上走行モードを1分で切り替えることができる。
この空飛ぶ車にはバックカメラとパラシュートシステム、ブースターもついており、飛行中に短時間の動力を供給する。
2016年に米連邦航空局はこの空飛ぶ車を小型飛行機として認めた。米道路交通安全局の管理基準も満たすが、飛行機の操縦免許が必要である。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年10月15日