アジアを訪れる外国人客、中国が最多に

アジアを訪れる外国人客、中国が最多に。世界観光機関の報告書によると、海外旅行者数は1950年の2500万人から2016年の12億3500万人に増加している…

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発信時間:2018-10-20 09:00:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 観光業は常に、世界各地で成長を続ける経済分野の一つだ。世界観光機関の報告書によると、海外旅行者数は1950年の2500万人から2016年の12億3500万人に増加している。報告書によると、アジア太平洋地域が国際観光収入に占める割合は30%に達している。同地域はその他の地域よりも成長著しく、同地域の海外旅行者数は年平均7%増となっている。世界平均は4%。タイ英字紙『ネーション』が伝えた。


 中国は依然として、アジア太平洋地域で最も中心的な旅行目的地だ。2016年にアジア太平洋地域で最も多くの観光客を集めたのは中国で、5927万人で記録を更新した。一番人気は長城で、紫禁城が続いた。古典建築のほか、自然景観も外国人客に忘れがたい印象を与えている。同年にタイを訪れた外国人客数は3258万人、マレーシアは2675万人、日本は2403万人、インドは1456万人、シンガポールは1291万人、ベトナムは1001万人。THAAD配備により中国のツアー客が訪韓をキャンセルしたため、韓国のこの数値は過去最低の水準まで落ち込んだ。


 中国に集まる外国人客が増えるなか、アジア太平洋地域の新興国も中国から観光客を集めようと取り組んでいる。インドはその代表的な国だ。インドの旅行サービス会社の関係者は「中国人を集めるため、インドはボリウッドを活用するべきだ。インドの商業映画は近年、中国で大成功を収めているが、この魅力はまだ中国人客の増加につながっていない」と話した。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年10月20日

 

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