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発信時間：2018-10-26 14:54:48 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

　フランス・パリに本部を置くユネスコは25日、2018年に入ってから世界で計86人の記者が殺害されたと発表した。2016年と17年、世界の殉職した記者は182人に達した。

　公報によると、ユネスコのアズレ事務局長は11月2日に国連の「ジャーナリストへの犯罪不処罰をなくす国際デー」を記念し、記者の安全と記者を対象とした犯罪状況に関する年度報告を発表する。

　ユネスコが発表した統計によると、2006年から2017年に世界で1000人以上の記者が殉職した。2017年、武装衝突がある国以外で被害にあった記者が初めて55％を超えたが、記者殺害犯に懲罰が実行されたケースはわずか10分の1だった。

　公報は、過去10年、職務中に殺害された女性記者の数が増加したと強調。2017年、ユネスコが記録する殺害された女性記者は11人に達し、2006年以来最多となった。また報告は、女性記者は職務中に性的発言によるセクハラやイサイバー暴力などの脅威を受けやすいと指摘した。

　2013年、国連会議はマリで暗殺されたフランス人記者2人を記念し、11月2日を「ジャーナリストへの犯罪不処罰をなくす国際デー」とすることを発表し、加盟国に記者に対する犯罪を罰しない現象について具体的措置を講じるよう促した。「国際デー」同日、世界各地で公衆の意識向上、記者の安全保障を目的とした活動が実施される。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2018年10月26日

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