在モンゴル中国大使館のウェブサイトは4日、中国公民の郭玉芹さんと毛潤新さんがモンゴル観光中に行方不明になったという情報を掲載した。2人は藍天救援隊の隊員で、10月19日に国内の友人に「もうすぐフブスグル湖付近の山に入って探検する」と連絡し、WeChatで所在地をシェアした後に消息を絶った。無人エリアに向かったとみられる。
在モンゴル中国大使館はモンゴル滞在中の中国公民の合法的権益と安全、領事保護と協力作業に高く重視している。2人が消息を絶ったという情報が入ると、大使館は直ちに領事保護緊急マニュアルを発動し、一刻も早い救出に向けて全力で作業を展開した。
フブスグル湖はモンゴル北部とロシアの国境付近の辺鄙な地域に位置し、土地が広く人が少なく、交通と通信は極めて不便である。また、モンゴルは厳しい冬に入り、気温は零下20度前後まで下がる。地元警察と緊急状況部門は大きな困難を克服し、ほぼ全動員で作業し、地元遊牧民も馬や徒歩で移動して協力し、2人が失踪した位置周辺を連日にわたり広く捜索している。
2人が失踪して十数日が経過し、大使館に情報が寄せられているが、2人はまだ見つかっていない。捜索活動は現在も続いている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年11月6日