「おひとりさま経済」台頭 1人分の商品が人気

「おひとりさま経済」台頭 1人分の商品が人気。

タグ:独身人口 1人用火鍋

発信時間:2018-11-08 16:20:13 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 「どうして結婚相手を見つけなければいけないのか。ゲームが面白くないのか、それとも携帯電話のバッテリーが切れたのか」というフレーズが先日、インターネットで話題になり、多くのネットユーザーが転載して賛同を示した。民政部の統計によると、中国の成人の独身人口は2億人を超え、平均婚姻年齢は27歳、一線都市では30歳近くに上昇している。


 国外の「低欲望社会」と異なり、中国の独身者は生活の質に対する要求が高く、衣食住からレジャー、食事会に至るまで、平均消費水準はほかの層を上回る。


 11月6日に天猫ランキングが発表したレポートを見ると、1人分の商品の人気が急上昇しているとわかる。小型電子レンジの売り上げは980%増、小型洗濯機は630%増、1人用火鍋は210%増となっており、日常生活に「おひとりさま経済」の台頭が反映されている。


独身者の生活の質に対する要求が高くなる


 独身は多くの場合が自主的な選択になりつつあり、悪いことではない。「自分の好きなように生活でき、シンプルで疲れない。楽しめることは多く、パートナーがいなければいけないとは限らない」と、北京市の独身女性の劉さんは話す。彼女は今年32歳で、家庭を築くというストレスはないという。


 「一人で出前を頼んでも3品注文する。最近は少量または一人前のものもある。家電やインテリアも1人用のもので済む」と話す彼女は、出前を注文するときは使い捨ての食器をもらわない。外出時は天気が悪くなければ、バスまたはシェア自転車を利用するという。「このようなエコはみんなが少しずつすることで地球を良くできると思う。ソウソウという木をこれまでに5本植えた」と劉さん。


「1人用」商品がトレンドに

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