11月11日早朝、遼源市の東北靴下業紡織工業パークで、同僚とともに注文票を整理する邢力鵬さん(一番右)
同日早朝、吉林省遼源市の東北靴下業紡織工業パークでEC販促イベントが行われ、多くの人が詰めかけた。
30歳の邢力鵬さんは同僚と共に工場でピッキング、梱包、出荷などの作業を行う。彼は、「ダブル11」0時から数時間、時間は秒単位で計算し、細かいことにも気をつけなければいけないと話す。
2014年、邢力鵬さんは東北靴下業紡織工業パークで起業し、わずか4年で1人でテーブル1つだけの工房だった状態から2018年1~9月に売上高700万元を超える企業へと成長した。成功の秘訣について、邢力鵬さんは「デザインと研究開発が決定的な役割を果たし、新商品をほぼ毎日開発した。商品を活性化させることで企業は活力を得ることができる」と話す。2018年、邢力鵬さんは大学デザイン科の教員・学生と提携し、「潮」シリーズのコットン靴下を開発し、消費者から人気を集めている。
東北靴下業紡織工業パークではこれまでに3000人以上の大学生が起業。ECの台頭の風に乗り、自身の夢を実現させる邢力鵬さんのような青年実業家が増えている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年11月12日