上海の未成年者は多芸多才 6割超が出国経験あり

上海の未成年者は多芸多才 6割超が出国経験あり。

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発信時間:2018-11-16 14:29:41 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 上海市精神文明建設委員会弁公室と上海社会科学院社会学研究所は14日、上海で「新ラウンド上海未成年者成長発展指数」を発表した。「指数」によると、上海の未成年者は多芸多才で、9割以上が自分の特技・趣味を持っている。また、広い国際的視野を持ち、出国経験がある未成年者は6割に達し、イノベーション能力が高く、ほとんどが新しい科学技術とライフスタイルを受け入れている。


 「上海未成年者成長発展指数」は未成年者を対象とし、品性と徳性、学習能力、身体の成長、精神の健康、総合的素養、労働実践の6つの部分からなる。「上海未成年者成長環境指数」は未成年者の成長環境を対象とし、学校教育、学校生活、家庭生活、家庭支持、文化環境、コミュニティ環境の6つの部分からなる。指数は全項目の合計ポイントを基準に基づいて計算する。ポイント区間は0~1ポイント。


 指数によると、2017年の上海未成年者成長発展指数は0.82ポイントで、2015年より0.01ポイント高い。上海未成年者成長環境指数は0.80ポイント。


 調査で、上海の未成年者は広い国際的視野を持っていることがわかった。出国経験を見ると、未成年者の60.6%が「出国経験あり」と回答し、うち出国回数1~3回は35.2%、4~6回は13.5%、7~9回は3.5%、10回以上は8.4%だった。


 上海の未成年者の出国先トップ10は香港、日本、タイ、マカオ、韓国、台湾、米国、シンガポール、マレーシア、イギリスで、出国経験がある未成年者の53.2%が香港、43.1%が日本、33.0%がタイに行ったことがある。


 調査で、上海の未成年者の9割以上が特技・趣味を持っていることがわかった。うち特技・趣味が1つある人は24.4%、2つは28.8%、3つ以上は37.5%。 


 未成年者が特技・趣味とするアートまたは科学技術活動は幅広く、トップ3は絵画(50.3%)、楽器(37.2%)、レゴブロック(36.5%)となった。そのほかに碁、声楽、切り絵・泥人形、舞踊、書道、船模型、航空模型、車模型、ロボット、講演、劇・映画出演も一部の未成年者から人気がある。


 その一方で、上海の未成年者は学業にストレスを感じていることもわかった。年齢が上がるごとに宿題にかける時間が長く、「勉強は楽しい」と感じる人の比率は低い。多くの未成年者が睡眠不足、運動不足、休暇不足などの問題を抱えている。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年11月16日

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