「双11」のピークが過ぎ、消費者と店側は迅速な配達を望んでいる。生鮮食品などの輸送速度と環境が重要となる商品に対し、今回はドローンと高速鉄道が「双11」をサポートしている。
「双11」の翌日、中鉄順豊(交通輸送・物流大手の中鉄と順豊が共同で設立した中鉄順豊国際快運有限公司)の「高速鉄道生鮮専用線」が、国内メディアが中継する中、カン南オレンジをドローンで産地からトランジットポイントに輸送し、高速鉄道で消費者のいる都市に輸送した。
このような輸送方法により、カン南オレンジは産地からアモイの消費者まで24時間以内で届けられる。「ドローン+高速鉄道」の輸送方法は今年の「双11」生鮮食品輸送の新たな組み合わせになっている。実は、今年3月に順豊は全国初の物流ドローン商用許可証を取得し、「高鉄極速達」は昨年の「双11」に導入されており、1年の運営期間を経て最初の北京・上海間から全国58都市に拡大した。
両者の結合は生鮮食品の配達時間を大幅に短縮し、商品の輸送による損傷を減らし、宅配業にとって大きな意味があるだけでなく、交通が不便な農産品の産地にビジネスチャンスと貧困脱却の可能性を与えることにもなる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年11月16日