第8回オーストラリア映画テレビ芸術アカデミー賞の授賞式が5日晩、シドニーで行われた。オーストラリアの映画『スウィート・カントリー』が最優秀作品を受賞、中国の『我不是薬神』(邦題『ニセ薬じゃない!』)がアジア最優秀作品賞を受賞した。
今年は19作品が長編作の各部門にエントリーされ、うち5作品が最優秀作品賞を争い、『スウィート・カントリー』が勝利を収めた。最優秀作品賞のほか、同作は最優秀監督賞、最優秀オリジナル脚本賞、最優秀撮影賞、最優秀編集賞などを受賞。
中国語映画3作品を含む9作品がアジア最優秀作品賞を競い合い、最終的に『我不是薬神』が受賞した。アジア最優秀作品賞は2017年に増設され、アジア諸国の映画作品のオーストラリアでの人気度を示す。過去12カ月で、アジアの映画作品はオーストラリア映画市場に3600万オーストラリアドルの興行収入を貢献した。
オーストラリア映画テレビ芸術アカデミー賞は2011年に創設され、その前身は1958年創設のオーストラリア映画協会賞。オーストラリアの映画・テレビ芸術における最高賞で、「オーストラリアのオスカー賞」と称される。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年12月6日