河北省行唐県の考古実験室で専門家と発掘保護の詳細を話し合う河北省文物研究所行唐故郡遺跡考古プロジェクト責任者の張春長研究員(右)と考古チームリーダーの斉瑞普副研究員(左)(12月5日)中国社会科学院考古研究所によると、2カ月あまりの整理作業を経て、東周時期の高級馬車の姿が実験室での考古発掘整理で明らかになった。車両を測定したところ、この馬車には38本のスポークがついた直径140センチの大きな車輪がついていることがわかった。車両は幅142.5センチ、長さ106センチで、車両の下高さ50センチ、ながさ280センチの車軸がある。専門家は、過去の考古発見を見ても、先秦時期のこれほど大きな馬車が出土することは非常に珍しいとしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年12月7日