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japanese.china.org.cn |08. 12. 2018

青海省ココシリ、家に帰りたくなくなる小学校

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 青海省玉樹チベット族自治州曲麻莱県巴干郷麻秀村寄宿制小学校は、標高4500メートルのココシリ中心エリアにある。標高が高く酸素が薄く、一年の最高気温も20度に達しない。玉樹から出発し麻秀村に向かうためには、標高約4800メートルの雪山をいくつも越えなければならない。村の牧民700世帯余りの児童のほぼ全員が、この小学校で学んでいる。


 麻秀村の以前の小学校は、牧民が自ら建てた粗末なものだった。県教育局は2008年に資金を集め、別の場所に瓦葺きの校舎を建設した。2010年の玉樹地震で校舎は再び危険家屋になった。村長は民政局から十数張のテントを借り、テント学校を作り5年間使用した。


 今や新たに建設された平屋の建物は、子供たちが最も好む校舎になった。村長は2017年に第1回「馬雲農村校長計画賞」を受賞した。彼は十数年の時間をかけ、学校のハード・ソフト施設を改善し、現地の子供たちに放課後も帰りたくなくなるような学校を作った。この学校で校長は教員を率い、100人以上のチベット族の児童の成長を見守っている。

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