北京市に技術センターや研究開発センターを設立する企業が増えている。菜鳥は北京技術センターを設立し、杭州技術センターと共同で最先端科学技術の模索と結合、物流業のデジタル化グレードアップを全面的に強化している。
北京技術センターの設立は、菜鳥のIoT戦略の強化以来、大規模な技術革新への投資であり、IoT技術を全ての物流要素と接続させ、人工知能(AI)を通して物流効率を高め、物流業のデジタル化グレードアップを技術面から後押しし、スマート物流の基幹ネットワークを構築することが目的。
菜鳥の谷雪梅CTO(最高技術責任者)によると、同社の技術は全業界の倉庫、輸送、、仕分け、配送、通関、梱包などの全プロセスに広く応用され、業界のデジタル化、スマート化を技術面から後押ししている。谷雪梅氏は、物流分野全体は資源が多く分散しているという状況にあり、物流分野での技術の応用に期待できると見ている。菜鳥には1000人以上の技術者がおり、今回の北京技術センターの設立を通し、最先端技術の模索と結合を加速化し、より多くの革新的技術の物流分野での応用を推し進め、よりスマート・高効率・エコな物流の基幹ネットワークを構築したい考え。
今年の「双11」前、菜鳥は「未来パーク」を無錫市に設立し、IoTシステムを通し、700台からなる中国最大のロボットチームが倉庫で作業し、1台の携帯電話で数万平方メートルのパークの管理を実現した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年12月11日