日本メディアによると、鹿児島市の県立甲南高等学校で、美術の授業で使われていたデッサン用の頭蓋骨が、使用を開始して20年が経った最近になって女性の骨であることが発覚した。どの女性のものかは確認できていない。
同校によると、この頭蓋骨は20年前にデッサン用に導入され、牛の骨などとともにデッサン室の棚に保管されていた。2018年6月、鹿児島市内の県立鶴丸高等学校で、約50年前に死亡した女性の頭蓋骨と見られるものが発見され、県警に鑑定を依頼し、本物の人骨であることが判明した。
報道によると、鹿児島市は甲南高にあったこの頭蓋骨を受取人のいない「無名遺体」として情報を掲載し、市民に情報提供を呼びかけている。
鹿児島市によると、女性の年齢は30代と見られ、火葬後に市営墓地に埋葬される。県警は「事件性はない」と見ている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年12月11日