「誰かが助けを求めたら、私たちは応える!」
中国のボランティア医師が無料診療、貧困支援、災害救援、対外援助を開始
「必要とされたら駆けつける」。12日午前に開かれた「中国ボランティア医師亮牌行動」のメディアブリーフィングに、ボランティア医師代表が登場した。彼らは無料診療、貧困支援、災害救援、対外援助などのボランティアサービスを行う。
2017年3月、首都医科大学宣武医院神経外科の淩鋒教授と北京大学人民医院の胡大一教授は、医療専門家からなる中国ボランティア医師チームを結成し、無料診療、貧困支援、災害救援、対外援助などを通して貧困地区での医療機関建設の支援、弱小患者への支援、医療対外援助に取り組むことを決めた。17年6月、中国医師協会医師ボランティア活動委員会、中国ボランティアサービス連合会、中国ボランティアサービス基金会、北京淩鋒公益基金会は共同で「中国ボランティア医師行動」を開始した。
中国医師協会医師ボランティア活動委員会は全国38の学科から医師を中国ボランティア医師チームに招き、現在1191人が登録している。うち227人は全国で15回のボランティア医師活動に参加した。国家衛生健康委員会は支持を示し、中国ボランティア医師チームを医療貧困支援チームに組み入れるとした。
現在の活動は調査研究、解決、持ち帰り、研修、連絡などの医療技術を通した支援で、全国69の国家級貧困支援県の県病院、漢方医院、農村衛生院と連携し、これまでに1万279回の無料診療を行い、活動ステーション70カ所を設置し、2000人以上の農村の医師の研修を実施した。また、平安好医生村医アプリチームと協力し、延べ5000人の農村の医師の遠隔指導と技術トレーニングを実施した。
12日午前、中国ボランティア医師救援チームの隊員は制服を着て「被災地の最前線でも、移動中の航空機・船、列車でも、国内救援でも国際支援でも、病人に呼ばれたら私たちは応える」と宣誓した。活動に参加したい医師はアプリで申し込み、審査後にボランティア医師チームに加入できる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年12月13日