ネット通販セール「双12」が幕を下ろしたが、取引額の面を見ると、ECは慎重で、取引額を大々的に公開した「双11」のような動きもない。
中国電子商務研究センターの初期統計によると、今年のネット通販セール「双12」には淘宝、天猫、聚劃算、口碑、餓了麽、盒馬鮮生、銀泰百貨などのアリババ系のほか、京東、拼多多、蘇寧、網易考拉、豊趣海淘、微店、TikTokなど100社近くのECサイトが参加した。
「双11」より控えめなのはなぜか
多くのサイトがディスカウント、クーポン権、値引き、1元からなどの活動をじっっしたが、勢いのあった「双11」と比べて、「双12」はやや静かだった。記者が広州市でインタビューしたところ、多くの人がサイトの割引の度合いも「ブラックフライデー」や「双11」にはるかに及ばず、今年の「双12」は何も買わなかったと話した。またある市民は、「ブラックフライデー」と「双11」に日用品を買ったばかりで、またすぐにネット通販に意欲的に参加したいとも思わないと話した。
「双12」のセールが「ブラックフライデー」や「双11」ほど大々的でないのはなぜか。某ECサイト関係者は、「双12」ができたばかりの頃は「双11」に売れ残った商品を販売していたが、業者が「双11」を熟知し、準備する商品の数を把握できるようになり、「双12」にセールを行うほどの在庫がないと明かした。