ウルムチ市内の自宅で昔の写真を見る劉銘庭さんと妻(12月10日)
新疆ウイグル自治区のオアシスで生活する人たちは、風砂の状況を口伝えで知る。彼らは、中国の「死の海」と称されるタクラマカン砂漠と闘っている。
半世紀以上前、大学を卒業したばかりの劉銘庭さんは「辺境に行く志を持つ青年」を連れてこの場所に来た。数十年間、彼は砂漠を周り優れた砂防植物を探し、それらを栽培する方法を研究し、それを利用して砂漠エリアの住民を豊かにする技術を模索した。彼は85歳になり、この問題に取り組み続けたことから「劉紅柳」と呼ばれている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年12月18日