遼寧省の大連聖亜海洋世界にはペンギンの赤ちゃんの成長をサポートする特別な「幼稚園」があり、ジェンツーペンギンの赤ちゃんはここで魚の捕獲や水泳などの技能をマスターして「卒園」する。
自然界のペンギンはある年齢になると親と離れて単独生活を開始する。ペンギンの自然環境と規律を再現するため、大連聖亜海洋世界は毎年、適齢期のペンギンを「幼稚園」に入れ、親と離して生存能力を学ばせる。
現在、ペンギンの赤ちゃんは親と壁1枚で隔たれており、適応期間が過ぎたら聖亜南極ペンギン島を出て別の場所で勉強する。「幼稚園」で約3カ月過ごした後、ペンギンの赤ちゃんは「卒園」してペンギン島に戻り、成年のペンギンと共に生活する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年1月10日