大興国際空港の内装80%完成 地下1階で高速鉄道に乗換

大興国際空港の内装80%完成 地下1階で高速鉄道に乗換。

タグ:大興国際空港 高速鉄道

発信時間:2019-01-12 09:00:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 北京市発展改革委員会はこのほど、記者会見を開き、大興国際空港の建設状況について紹介した。現在、内装と設備設置の80%が完了しているという。

 

 北京市発展改革委員会の崔小浩副巡視員によると、北京大興国際空港のターミナルビルは世界最大容量の単体ターミナルビルで、メインターミナルビル、関連ビル、駐車ビルの総建築面積は約140万平方メートルになる。ターミナルビル外の立体工事は完了し、内装と設備設置の80%が完了した。

 

 北京青年報の記者はこのほど、内装工事を行っている大興国際空港のターミナルビルを訪れた。作業員が内装と設備設置を行い、ターミナルビルの機能の雛形ができている。北京大興国際空港ターミナルビルエリア工程部の高愛平副総マネージャーは、「現在、大型吊り天井の設置作業を行なっている。吊り天井は面積30万平方メートルに達し、中心エリアだけで18万平方メートルになる。採用するのはアルミハニカムで、この材料は平坦度が高く、全体的な形も良い」と紹介した。ターミナルビルの屋根部分の巨大なガラスドームは直径80メートルに達し、周りの8本の巨大なC字型の柱が屋根を支えている。C字型の柱の周りには光が入りやすいエアフローウィンドウを設置。そのほか、耐風性も高く、12級の台風に耐えられる。

 

 ターミナルビルの石材設置作業は80%完了、大型吊り天井の設置作業は95%完了し、春節前の内装作業はほぼ終わっている。今年3月から2~3カ月かけてテストを実施する予定。

 

 記者は現場で確認したところ、ターミナルビルは地上・地下の計5フロアからなる。北京市発展改革委員会の担当者によると、地下2階に軌道交通の駅を設置し、内装を終えて鉄道部門に管理を引き渡した。地下1階は広場式の乗り換えセンターで、エレベーターなどの設備を設置している。乗り換えセンターでは京雄都市間鉄道、廊涿高速鉄道、エアポートエキスプレスなどの高速鉄道、地下鉄、都市間鉄道などに乗り換えることができる。


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