大興国際空港の内装80%完成 地下1階で高速鉄道に乗換

大興国際空港の内装80%完成 地下1階で高速鉄道に乗換。

タグ:大興国際空港 高速鉄道

発信時間:2019-01-12 09:00:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 崔小浩氏によると、メインターミナルビルを中心に四方に5本の通路が伸び、中心から端の搭乗口までの距離は600メートル以内、歩行時間は8分以内になる。北京大興国際空港は南北に2カ所の4階建て、計4000台分の駐車ビルを設置。駐車ビルの建設はほぼ完了し、屋上の緑化と太陽光発電設備の設置作業を残すのみとなった。

 

 都市間鉄道連絡線については、廊涿都市間鉄道を都市間鉄道連絡線にグレードアップし、北京大興国際空港と首都国際空港をつなぐ。1期で北京大興国際空港・廊坊市間、2期で廊坊市・北京副都心・首都国際空港間を建設。空港レッドラインの中間はすでに完成し、1期工事が急ピッチで進められ、北京大興国際空港から北京市内、副都心、雄安新区まで30分、天津、石家荘、唐山、保定などの北京・天津・河北中心部まで1時間の移動を実現する。

 

 電力供給については、大興国際空港の質の高い電力供給を保障するため、空港レッドラインの内外電力施設を国家電網北京電力が統一して建設し、電力安定供給率は99.9999%に達し、年間平均停電時間は30秒以内になる。変電所と外部電源回路の設置は完了し、空港への電力供給を開始している。空港および周辺の臨空経済区に「1+2+2+2」変電所、すなわち500キロワット級変電所1カ所、220キロワット級変電所2カ所、空港外の110キロワット級変電所2カ所、空港内の110キロワット級変電所4カ所を建設する。

 

 また崔小浩氏によると、国家北京・天津・河北民航協同発展意見の要求に基づき、北京・天津・河北「3地4所」の民間輸送空港の合理的な分担、共同発展を実現し、北京・天津・河北を世界クラスの空港群にする計画。北京大興国際空港と北京首都国際空港は大型の国際ターミナル空港であり、世界一流の競争力を持つ。天津濱海国際空港は北部の国際航空貨物輸送センターである。石家荘正定空港をターミナル空港にし、空輸速達便の集散・低コスト空港への発展を推し進める。


 さらに崔小浩氏は、北京大興国際空港は完成後、南苑空港のフライト業務を全て引き継ぐと明かした。民航計画によると、今年1月に飛行エリアの検証飛行を開始し、6月30日に北京大興国際空港の主体工事が完了し、検査後に各方面の総合演習を実施し、9月30日までに運営を開始する予定。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年1月12日


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