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japanese.china.org.cn |15. 01. 2019

「厨神パパ」の冬の味

タグ: 留守児童 料理

(图片故事)(1)来自“厨神爸爸”的冬日味道

1月13日、黄泥小学校の児童らと火を起こす章站亮さん(手前右)。火を起こす際に使用する材料はすべて使い古された机や椅子、枯葉で、点火してから息を吹いて火の勢いを強める。

 

 江西省鷹潭市余江区春濤鎮の黄泥小学校は雨の日も風の日も、授業が終わると特殊な露天のかまどに火をつけ、全校児童25人に温もりを与えている。長年にわたり、同校は資源が不足し、食堂がない。2018年9月、44歳の章站亮さんは同校の校長になり、親と離れて生活する児童らに温もりを与えるため、自費で材料を買って児童らに食事を提供し、「厨神パパ」と呼ばれている。「もち米スペアリブ蒸し」や「手羽先のコーラ煮」、「梨のスープ」、「魚頭豆腐粥」など、黄泥小学校は毎日メニューを更新している。そのほか、章站亮さんは調理の様子をインターネット中継し、留守児童に関心を持ってもらうよう呼びかけている。黄泥小学校がある春濤鎮は余江区中心部から約15キロの場所にあり、児童らは外の地域に行く機会が少ない。章站亮さんは、自分の料理が児童の健康につながり、児童に学校に興味を持ってもらい、知識を生かして貧困という運命を変えてもらいたいと考えている。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年1月15日


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